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技術開発について

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建設用3Dプリンターによる施工方法の検討・開発

建設用3Dプリンターによる施工方法の検討・開発
 建設業では現在、少子高齢化や他業種に比べて低い労働生産性に伴う人手不足が大きな問題とされています。 一方では1960年代、いわゆる高度成長期に作られたインフラの寿命はそろそろ限界を迎えつつあり、延命措置としての維持補修やメンテナンスという観点からも、建設業の役割は重要であり続けると言えるでしょう。 昨今では大手ゼネコンを中心として、人手不足の解消を念頭にデジタル化による建設業の合理化を図る建設DXという取り組みが加速しています。 時流の最先端を目指して、吉村建設工業(株)は施工の自動化の実現を念頭に、建設用3Dプリンタの開発を手掛ける(株)Polyuse社の創業時からのパートナーとして、新たな施工方法の開発を手掛けています。
実証実験/施工例
概要:国内初めて建設用3Dプリンタを用いて構造物(集水桝)の射出・埋設実験を行った。型枠を用いる従来工法との比較の為、あえて四角柱型の桝を射出した。 マシンの方向性、素材の必要要件、射出に適した形状の知見が得られた
  • 2020年7月 集水桝の射出・施工
  • 京都市内 吉村建設工業 敷地内
法面工事における穴あきブロックの射出・施工
国内で初めて、受注案件での3Dプリンタを用いた施工(法面工事における穴あきブロック工)を行った。 従来、法面の水抜きパイプ設置個所については人力によるコンクリート詰めを行っていたが、排水パイプ打設箇所用の穴あきブロックを3Dプリンターにて製作して、3Dプリンターの実用性を検証した。 3Dプリンターによる穴あきブロック製作により、排水パイプ打設箇所にもブロックを設置する事が可能となり、その為にブロックの緩みを抑制できた。 また、人力によるコンクリートの間詰めに要する手間を軽減でき、工期の短縮および法面からの滑落リスクの低下が実現できた。 従来工法との比較において、省人化、合理化のみならず、法面の昇り降り回数を削減できることにより、施工の安全に寄与できることが明らかになった。
  • 2021年 9月 施工場所 京都市内
公共土木工事における歩車道境界ブロックのオンサイト印刷
国土交通省近畿地方整備局 京都国道事務所発注の河原町 工事 において施工箇所に直接3Dプリンタを用いて印刷する形で施工を行った。 現場打の基礎とプレキャスト材を組み合わせる従来工法と比較して短期間で施工することができた。(4日⇒2日)また、複数の施工方法を検討して実施することによって、今後の3Dプリンタを用いた施工の方法性が明らかになった。
  • 2022年 施工場所 京都市内 河原町十条交差点
公共土木工事における重力式擁壁の施工
京都市発注の伏見西部第五地区承水路整備工事(その9)工事 において3Dプリンタを用いた重力式擁壁の施工方法(2パターン)の検証を行った。
  • 2022年 施工場所 京都市内